記事の詳細

昨今のスピリチュアルブームで一番怖い間違った認識が、この指導霊かもしれません。

肉体を抜け出た後、浄化されていない霊体は、ある種の放射性物質である冷気を放っている。この為、そもそも霊体(おばけ)が生きている人間に良い影響を与えることはほとんどありません。
詳しくは、霊症(霊障)を参考にしてください。

たとえ死んでから自分の子供や孫の助けになろうと思っていたとしても、冷気を放っている為に、結果としては相手を霊症にあわせてしまう事になるのです。

では、生きている人間に助言を与えたり、力を与えたりすると言われている「指導霊」とは何なのか。

それは、魔物。
魔物以外の何者でもありません。
もっと詳しく解説するならば、魔物の中でも、「たぬき」と呼ばれる存在です。

彼らは、魔物でありながら、何世代にも渡って人間に憑いてきました。憑いてきた対象は、もちろん霊媒体質であり扱いやすい人間です。さらに、一般の人から一目置かれるような存在の人間に好んで憑いてきました。

彼らは人間を学んできている。
その人間が、他の人間達に何を話しているのか。
どうやって民衆を従えているのか。
どうやって信者や檀家さんを従えているのか。
どのような説教を大衆に行っているのか。
これらを、何世代もの人間に憑いて学んできているのです。

ある程度学んだ「たぬき」は、今度は自分が扱いやすい人間に憑依します。
もはや憑くとか、そばにいて学ぶという段階ではなく、操作するのです。

憑依された人間は、不思議な力を手に入れる事になります。
未来が見え、人の心が読め、気功などを使うこともできるでしょう。

普通の人間にとっては不可思議な力であることは当然ですが、彼ら魔族からすれば当たり前の力です。霊能力とは見えない世界(霊界)を通してのみ使える力ですが、元々、霊界に住んでいる彼らにとっては至極当たり前なのです。

魔物に操られた人間は、人々に説教をし、導き、そして支持されるでしょう。
しかし、実体は魔物です。時がくれば、一気に落とされ、そして終わる事になります。

いろいろな面で成功する事も当然あるでしょう。しかしその成功の裏でどれだけの人が涙を流すことか・・・。彼らは、人間の悲しみを喜ぶ存在です。
時に、多くの人を集め、しかし結果として苦しめる事にもなるでしょう。

霊体が、指導霊であることは、そんな可能性はまったくありません。

光や数字や色は、魔物以外何者でもありません。

もし、あなたに指導霊の声が聞こえるならば、まやかしを受けるでしょう。

その姿は見えているのでしょうか。
見えているとして、果たして見えている姿は本物なのか。

見えているものが、光や神々しい何かであるならば
疑うべきです。
ただ残念ながらその状態に陥っていれば、このサイトにたどり着くのは至難であるのでしょうね。

関連記事

コメントは利用できません。

おすすめ記事

  1. 2013-9-18

    なりきりの神
  2. 2013-8-6

    盛り塩
ページ上部へ戻る